Freoという同人サイト向けのシステムがあった

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今は死にソフトである

freoというCMSを少しだけ使っていたことがある。
個人サイト向けに開発された日本語のソフトで、カスタマイズにクセはあるものの便利なシステムだった。
というのも作者自身が創作サイト向けをうたっているだけあって小説からイラストまで幅広くプラグインでカバーしていたし、ガラケーからでも更新できるシンプルな画面構成もナイスだった。

今なら無料のサーバーでも動かせるところは多いのだが、今から個人サイトを作ろうという人にお勧めできるかと言えば完全にノーである。
立命館大の近江龍一のPixiv無断転載論文炎上事件があったので久々に覗いてみたのだが、本体が更新されなくなってすでに四年が経過していた。
(ちなみに西原陽子並びに山西良典という准教授と助教授が担当だったらしいが、このていたらくだから教授になれないのではと母校の恩師を思いだしたのは秘密だ)

説明文だけは2015年に更新されているのだが、本体が現在のインターネットの仕様についていけていないため、サーバーにインストールしても機能しない。
というか、セットアップ中に真っ白なページに飛ばされてそれっきりになるのだ。
サイトを立ち上げる以前の問題なので、こればっかりはおすすめのしようがないのが無念。

なにがどう便利だったの?

ガラケーからでも更新できるシンプルかつ軽いシステムもさることながら、ものすごくお手軽にパスワード製のサイトを作ることができたのは画期的だった。
というのも、これ以外だと.htaccessというファイルをいじってパスワードでの閲覧制限を掛けるしかなかったからだ。
accessと名に付く通り、このファイルはアクセス制限周りを取り扱うファイル。
下手に取り扱うと自分でもサイトにアクセスできなくなったりするうえ、以前は有料サーバーでなければ使えなかったことから、システム内でそういうものが設定できるFreoの魅力と言ったら半端なかった。

タグクラウド機能もプラグインを入れれば使うことができた。
タグクラウドというのはサイト内で使っているタグをリストにして表示する機能で、Pixivにも似たような機能がある。
作品ページを開いた時に『作品タグ』というリストがあるのを見たことがあると思うが、アレである。
例えば『講座』『サンプル』みたいな感じで付いているアレ。

そのほか関連ページだのパン屑リストだの、いろいろ便利な機能が使えたものである。
ただ上記のとおり本体の最終更新が2013年とずいぶん前の上、作者自身もすでにサポートを投げたのかサポート掲示板に質問だの何だのは全部丸投げ。
PHPに覚えのある有志(というかカスタマイズなんかを載せているサイトの管理人さん)に全てを押し付けて作者自身が何もしないという現状なので、有望なソフトではあったけれども、もはや死んだものとして扱うのがいいだろう。
文字通りの終わったコンテンツ、というか終わったソフトである。

なお、今のご時世ではそういうニーズがあったのか、FGOなどの攻略WikiでおなじみWicurioさんなども閲覧制限機能を搭載しているのでそっちを当たってみるのも一手、かな?

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